COLUMNコラム

現金払いの人は損をしている!?かなりお得な「クレジットカード」の使い方

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普段の買い物の支払いはどのようにされているだろうか。クレジットカードを持っていても、日常的な買い物では現金決済をしている方も多いだろう。しかし金融工学から考えるとクレジット決済が出来るのであれば、率先してクレジットカードを使うべきだ。
今回は、その理由についてみていく。

1.クレジットカードの基本的な仕組み

クレジットカードの仕組みを理解する上では下記3つが重要となる。

・決済の仕組み
・ブランドと発行会社の関係
・ショッピング機能とキャッシング機能

決済においては①利用者、②加盟店。③カード会社の三者間取引となる。
具体的には次の流れを取る。
・利用者がクレジットカードの加盟店で商品を購入
・カード会社が加盟店に料金を建て替える
※このとき、加盟店はカード利用手数料をカード会社に支払う。
・利用者がカード会社に商品代金を支払う

この三者は、それぞれにメリットがある。まず、利用者は現金が手元になくても商品やサービスの提供を受けられる。カード会社は加盟店からの手数料を得られる。加盟店は手数料を支払う代わりに現金が手元にない潜在顧客にも商品購入を促すことができ、売上アップにも繋がる。
クレジット決済の利用は増える傾向にあり、日経新聞でもクレジットの利用額が現金の1.7倍となった記事が出ていた。
日経新聞(クレジット利用額、現金の1.7倍)

2.金融工学における「現在価値」と「将来価値」

クレジット決済ができるなら、率先してクレジット決済をすべきだと述べた。
その理由が金融工学における「現在価値」と「将来価値」の考え方だ。

いま、目の前にある100万円と遠い将来の100万円は価値が違うというのは直感的にもわかるだろう。私たちにとって、お金の価値は未来になるほど小さくなっていく。
具体的に考えてみよう。年利5%であれば、今の100万円は1年後の105万円と同じとなる。つまり今の100万円は1年後の100万円よりも5万円大きな価値を持つことになる。
この差はお金の「時間価値」と呼ばれる。キャッシュを受け取る場合は、できるだけ早く受け取る方が得をし、支払う場合はできるだけ遅くした方が有利となる。

つまり、支払猶予期間を得られるクレジット決済は、金融工学において最も優れた決済方法であると言えるのだ。

3.日銀黒田総裁のインフレ目標から考える「現在価値」と「将来価値」

恐らく多くの人は、先ほどの説明でも感覚的な理解は出来ても、まだ具体的にはイメージがしづらいかもしれない。

最もわかりやすい具体例は日本銀行が掲げる「インフレ目標」だ。
黒田総裁がしばしば話題にあげるように2%の物価上昇が達成すれば、これまで100円で購入できたものが102円出さなければ購入できない事となる。

つまり現在の100円は、将来102円の価値を持っていると言える。
そのため、金融工学における「現在価値」と「将来価値」の関係にあり、キャッシュの支払いを遅くした方が有利となるのでクレジット決済が望ましいと言える。

4.クレジット決済のその他のメリット

金融工学での関係以外にもクレジット決済のメリットがある。
カード会社によって異なるが、参考までに下記の会員サービスの例を挙げてみよう。

・ポイントサービス
・トラベルサービス
・コンサートなどのチケット先行予約・優待割引
・日常生活におけるサポート
・電子マネー機能
・各種保険・補償

これらはカードの特色でもあるので、クレジットカードを選ぶ際の1つの目安にもなる。
保険においては手続きや自己負担額が異なるので、入会前に確認しておくとよい。

クレジットカードのメリットは多岐にわたる。しかし、分割払いやリボ払いには金利が発生することを忘れてはならない。金利を踏まえると、金融工学上の理論は成り立たなくなってしまうだろう。金利の掛からない1回での支払いができるかどうかをきちんと確認して、無理のない購入・支払計画を立てていくことが大切だ。

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