高速道路料金が9%も安くなる?ETCの利用率(普及率)とその役割について

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ETCの利用率について

引用
ETCについて(国土交通省)

ETCの普及率は年々上がっており、平成24年10月で50%となっている。その車両は約7900万台あるうちの約3900万台で利用されている。
1日で約700万台の車が高速道路を利用しており、その約90%がETCを活用している。
でも高速道路に乗ると必ず現金払いをしている方々を見かける。ではなぜETCを国は普及してきたいのか?その背景について考えたい。

1.ETCの普及率について

ETCの利用(普及)推移について

ETCとは?

電子料金収受システム(Electronic Toll Collection System :エレクトロニック・トール・コレクション・システム, 略称ETC)は、高度道路交通システムのひとつ。有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できるノンストップ自動料金収受システムである。

無線通信を利用して車両と料金所のシステムが必要な情報を交換し、料金の収受を行う。日本では一般にイーティーシーと呼ばれるほか、「ノンストップ自動料金支払いシステム」と呼ばれることもある。
なお、日本では「ETC」およびETCロゴは財団法人道路システム高度化推進機構 (ORSE) の登録商標である。
*wikipedia引用

日本では、1997年3月に小田原厚木道路小田原料金所で業務用車輛を対象に試験が開始された。
同年12月には東京湾アクアラインで路線バスを対象に試験を実施、1999年10月にはORSEが車載器と路上アンテナの相互接続試験を開始し、またデンソー製車載器が初合格した。
2000年4月24日には、東関東自動車道での試験が実施され、2000年7月1日には福岡高速道路榎田出入口に試験的に先行導入。
2001年3月30日に千葉、沖縄地区において一般利用が開始された。同年7月23日、三大都市圏の一部区間において、同年11月30日には全国の高速道路において一般利用が開始された。

しかし、普及率に関しては未だに約50%にとどまっている。

ETCカードの普及率

2.ETCの役割について

利用する側にはすごく便利になったETCだが、国としても普及する背景としては大きく2点あった。

高速道路の最も大きい渋滞要因であった料金所渋滞が、ETCの普及によりほぼ解消

ETCによって削減された渋滞
導入時の平成12年から平成20年までの8年間で年間渋滞数が約40%ほど削減されている。

料金所渋滞の解消、ノンストップ化によりCO2排出量が削減

ETC導入によりCO2削減

渋滞率に連動してCO2も同じくらい削減がされている。

確かにETCを活用した場合、料金所では20キロ以下に速度を落とさないといけないが、料金所で停止してお金の支払いやお釣りの受け渡しなどする必要がないため、スムーズになった体感はある。

3.ETCを利用するには?車両のETCセットアップについて

ETCの車両セットアップについて
車載器には、あらかじめ設置する車両の情報を登録しなければならない。これをセットアップといい、車載器がセットアップされていない場合、無線通行は利用できない。
車両の入れ替え、車載器の譲渡などで車載器を別の車に移す場合には再セットアップ(作業自体は通常のセットアップと同じ)を行う必要がある。

セットアップが行ってあればどのETCカードでも利用可能であり、料金は利用時に挿入されているETCカードの契約者が支払う。

なお、セットアップは有料で、セットアップ店というORSEに登録された店舗でしか行えないようになっている。

セットアップ方法は以下の2通り。

オンラインセットアップ店

オンラインセットアップ店とは、ETCのセットアップシステムの情報発行元である「ORSE(一般財団法人道路システム高度化推進機構)」と、セットアップ店の間でセットアップに必要な暗号化された情報を、オンライン(インターネット)で送受信できる店舗のことをいう。

ORSEとセットアップ店間で、情報をオンラインで送受信するのでETCカードがあれば当日から利用できる。

オフラインセットアップ店

オフラインセットアップ店とは、オフラインで情報交換を行う店舗の事でセットアップ情報の伝達をFAX・郵送で行う。
そのためセットアップの申し込みから完了まで大体1週間ほどかかる。

セットアップは以下の流れで行われる。
1.セットアップ店にて「セットアップ申込書」を記入しORSEに申請する
2.ORSEが「セットアップ情報」を生成しセットアップ店に伝達する
3.セットアップ情報が書き込まれた「ETCセットアップカード」を車載器に読み込ませる
「セットアップ証明書」が渡される。

オンライン店とオフライン店ではこのような形で使用するまでの時間の違いがあるので、取り付けを考えている方は、セットアップする店舗(カー用品店やディーラー)がオンラインかオフラインかを事前に確認してから申込みを行うようにした方が良いでしょう。

4.ETCでお得な割引!!

ETCクレジットカードの割引について
ETCカード(クレジット)にはマイレージという仕組みがある。活用すると最大9%の割引が受けられる。(実際にはポイントが貯まったら次月の利用料より相殺)
それを適用するには下記のお申し込みが必要となる。

1.マイレージのお申し込み

マイレージのお申し込み方法はETCマイレージサービス事務局にお申し込みが必要となる。
インターネットまたは郵送ででき、下記の事項の入力または記入が必要となる。
・車載器管理番号
・車両番号
・ETCカード番号

2.マイレージ登録を完了

マイレージ登録を完了したらにマイレージIDとパスワードが郵送にて送られてくる。
お申込みして、インターネット申込み時は1週間、郵送申込み時は2~3週間を目安にお手元に「ETCマイレージサービスご登録完了のお知らせ」が郵送されくる。

3.マイレージサービス使用開始

原則として、ETC無線走行によりお支払いただいた料金にポイントが付く形になる。
NEXCO東日本/中日本/西日本の道路を利用した場合、1000円に付き100ポイントが付く。

ポイントの有効期間(還元額に交換できる期間)はポイントが付いた年度(4月~翌3月)の翌年度末まで

5.法人向けETCコーポレートカードについて

最大40%割引!ETCコーポレートカードの割引について
ETCコーポレートカードは大口利用のお客様向けに作られた仕組みで、最大40%の割引が受けられる。

ETCコーポレートカードを利用する方法

・自社で協同組合を組む
・既に協同組合を組んでいる所に加入する

協同組合を組む場合の条件

月額500万円以上の高速道路の利用が必要で、その利用料の4倍の預託金を納めないといけない

ETCコーポレートカードのメリット
  • NEXCO東日本/中日本/西日本の高速道路が最大40%の割引(1車両3万以上割引の場合)
  • 首都高速道路が最大20%の割引(1車両3万以上割引の場合)
  • 阪神高速道路が最大20%の割引(1車両3万以上割引の場合)

*上記管轄が違うのでそれぞれ割引を適用したい場合、それぞの道路で3万円以上の利用が必要となる

  • 支払いサイトが最大2ヶ月になる。月末締め、翌月20日請求書発行(利用明細付)、翌々月8日振替
協同組合に加入するメリット

既に組成してある協同組合に加入する場合は、組合への出資金1万円(1社につき1回 退会時に返却)とカード使用料617円/年(4月更新)のみで、上記の割引が受けられる。

まとめ

ETCについては、マイレージポイントの還元や、ETCコーポレートカードの利用している企業がまだ少ないのが現状だ。
特に運送関連、緊急出動が必要なメンテナンス会社、2020年のオリンピックに向けて仕事量が増えてきている建築・土木・産廃業者などは月額のランニングコストに直結するので、一度検討してみる価値はあると思う。

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